営業・商談でAIが使われている10業務を、同じ項目立てで並べています。業務ごとに、導入の進め方・費用・失敗の型・選び方・規程の5本の記事があります。
営業・商談の業務一覧
| 業務 | 使う技術 | 任せ方 | 記事 |
|---|---|---|---|
| 商談の記録を自動で残す | 音声認識AI | 任せてよい範囲が広い | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 見込み客の優先順位を付ける | 需要予測AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 提案書の下書きを作る | 生成AI | 任せてよい範囲が広い | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 問い合わせフォームからの返信を速くする | 生成AI | 任せてよい範囲が広い | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 失注の理由を集計する | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| メール営業の文面を作り分ける | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 顧客の声を商品開発につなげる | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 競合の動きをまとめる | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 請求前の受注内容を確かめる | AI照合 | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 営業の引き継ぎ資料を作る | 生成AI | 任せてよい範囲が広い | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
この分類で共通して起きること
営業・商談の業務は、営業が担当することが多く、音声認識AI・需要予測AI・生成AI・AI照合を使います。共通してつまずくのは次の3点です。
1. 元データがそろっていない
表記のゆれ、重複した記録、更新されていない古い情報。これらは全部そのまま結果に出ますし、増幅されることもあります。導入前に一度点検して、直せるものは直してから始めてください。製品を替えても、この問題は解決しません。
2. 対象範囲を広く取りすぎる
全部を置き換えようとすると、例外が増え、精度が下がり、確認の手間が増え、結局「使えない」という結論になります。いちばん件数が多くて、いちばん形のそろった案件だけから始めてください。
3. 確認が形骸化する
精度が高いほど、この失敗が起きやすくなります。9割合っていると、残りの1割を探す気が薄れるためです。項目ごとに精度を出して、誤ったときの影響が大きい項目だけを厚く見る。全項目を同じ厚さで見ようとすると、どれも薄くなります。
任せ方の内訳
| 任せ方 | 業務数 | 該当する業務 |
|---|---|---|
| 任せてよい範囲が広い | 4 | 商談の記録を自動で残す/提案書の下書きを作る/問い合わせフォームからの返信を速くする/営業の引き継ぎ資料を作る |
| 確かめてから使う | 6 | 見込み客の優先順位を付ける/失注の理由を集計する/メール営業の文面を作り分ける/顧客の声を商品開発につなげる/競合の動きをまとめる/請求前の受注内容を確かめる |
効果をどう測るか
業務ごとに、何を数えれば効果が分かるかが違います。導入前にこの数字を控えてください。控えていないと、あとで比べられません。
| 業務 | 測る指標 |
|---|---|
| 商談の記録を自動で残す | CRMへの入力率と、入力にかかる時間。 |
| 見込み客の優先順位を付ける | 架電1件あたりの商談化率。件数ではなく率で測る。 |
| 提案書の下書きを作る | 提案書1件あたりの作成時間と、提出までの日数。 |
| 問い合わせフォームからの返信を速くする | 問い合わせから初回返信までの時間。 |
| 失注の理由を集計する | 失注理由の上位3つと、その割合の推移。 |
| メール営業の文面を作り分ける | 開封率と返信率。送信数ではなく反応で測る。 |
| 顧客の声を商品開発につなげる | 商品改善につながった要望の件数。 |
| 競合の動きをまとめる | 競合情報を知っていた営業の割合(商談後のヒアリングで測る)。 |
| 請求前の受注内容を確かめる | 請求後の訂正件数。 |
| 営業の引き継ぎ資料を作る | 引き継ぎ後3ヶ月の失注率。 |
このサイトの作り
法人の業務にAIを入れるとき、判断に要ることを110業務ぶん整理しています。製品の一覧ではなく業務の一覧にしているのは、製品は入れ替わるが業務は変わらないためです。
- 5つの面から書く
- 同じ業務を「導入の進め方」「費用」「失敗の型」「ツールの選び方」「先に決める規程」の5本に分けています。知りたいことが違えば読む記事も違うためです
- 任せ方(1〜3)
- AIの性能ではなく、誤ったときに何が起きるかで決めています。3は人が判断する業務です
- 効果の測り方
- 業務ごとに「何を数えれば効果が分かるか」を書いています。指標が決まらない業務は、まだAIを入れる準備ができていません
- 失敗の型
- 起きる順に並べています。早い段階で気づくほど、傷が浅く済みます
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