経営・企画でAIが使われている8業務を、同じ項目立てで並べています。業務ごとに、導入の進め方・費用・失敗の型・選び方・規程の5本の記事があります。
経営・企画の業務一覧
| 業務 | 使う技術 | 任せ方 | 記事 |
|---|---|---|---|
| 市場調査の一次情報を集める | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 事業計画の数字を検算する | AI分析 | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 経営数値の異変に気づく | AI異常検知 | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 議事録から経営会議の論点を追う | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 中期計画の資料を作る | 生成AI | 確かめてから使う | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| M&Aの候補を絞り込む | AI分析 | 人が判断する | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 補助金の対象になるか調べる | 生成AI | 人が判断する | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
| 社内の意見を集めて整理する | 生成AI | 任せてよい範囲が広い | 導入 / 費用 / 失敗 / 選び方 / 規程 |
この分類で共通して起きること
経営・企画の業務は、経営企画が担当することが多く、生成AI・AI分析・AI異常検知を使います。共通してつまずくのは次の3点です。
1. 元データがそろっていない
表記のゆれ、重複した記録、更新されていない古い情報。これらは全部そのまま結果に出ますし、増幅されることもあります。導入前に一度点検して、直せるものは直してから始めてください。製品を替えても、この問題は解決しません。
2. 対象範囲を広く取りすぎる
全部を置き換えようとすると、例外が増え、精度が下がり、確認の手間が増え、結局「使えない」という結論になります。いちばん件数が多くて、いちばん形のそろった案件だけから始めてください。
3. 確認が形骸化する
精度が高いほど、この失敗が起きやすくなります。9割合っていると、残りの1割を探す気が薄れるためです。項目ごとに精度を出して、誤ったときの影響が大きい項目だけを厚く見る。全項目を同じ厚さで見ようとすると、どれも薄くなります。
任せ方の内訳
| 任せ方 | 業務数 | 該当する業務 |
|---|---|---|
| 任せてよい範囲が広い | 1 | 社内の意見を集めて整理する |
| 確かめてから使う | 5 | 市場調査の一次情報を集める/事業計画の数字を検算する/経営数値の異変に気づく/議事録から経営会議の論点を追う/中期計画の資料を作る |
| 人が判断する | 2 | M&Aの候補を絞り込む/補助金の対象になるか調べる |
効果をどう測るか
業務ごとに、何を数えれば効果が分かるかが違います。導入前にこの数字を控えてください。控えていないと、あとで比べられません。
| 業務 | 測る指標 |
|---|---|
| 市場調査の一次情報を集める | 調査にかかる日数と、意思決定までの日数。 |
| 事業計画の数字を検算する | 計画の修正回数と、修正にかかる時間。 |
| 経営数値の異変に気づく | 異変に気づくまでの日数。 |
| 議事録から経営会議の論点を追う | 同じ論点が再燃した回数。 |
| 中期計画の資料を作る | 資料作成にかかる日数。 |
| M&Aの候補を絞り込む | 検討した案件数に対する、実際に進んだ案件の割合。 |
| 補助金の対象になるか調べる | 応募できた件数と、採択率。 |
| 社内の意見を集めて整理する | 施策に反映された意見の件数。 |
このサイトの作り
法人の業務にAIを入れるとき、判断に要ることを110業務ぶん整理しています。製品の一覧ではなく業務の一覧にしているのは、製品は入れ替わるが業務は変わらないためです。
- 5つの面から書く
- 同じ業務を「導入の進め方」「費用」「失敗の型」「ツールの選び方」「先に決める規程」の5本に分けています。知りたいことが違えば読む記事も違うためです
- 任せ方(1〜3)
- AIの性能ではなく、誤ったときに何が起きるかで決めています。3は人が判断する業務です
- 効果の測り方
- 業務ごとに「何を数えれば効果が分かるか」を書いています。指標が決まらない業務は、まだAIを入れる準備ができていません
- 失敗の型
- 起きる順に並べています。早い段階で気づくほど、傷が浅く済みます
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